手ごろなサイズのカッティングボードは、料理の時の実用アイテムとしてだけでなく、ワンプレートランチやお茶の時間にスイーツなどを盛るお皿がわりにも使えて、一つあるととても重宝します。そんなカッティングボードを、カットした木材と耐水性のあるロックタイトの「木工用強力接着剤 耐水」を使用して手作りしてみました。
簡単ステップですので、DIYの初心者でも手軽にチャレンジできます。
- ロックタイト 木工用強力接着剤 耐水
高い接着力を持つ木工用接着剤です。耐水性があり水や湿気に強く、長期間安定した接着力を発揮します。木工物の制作活動やDIY、補修等に最適です。
- 木材 デザインが際立つよう、チーク材とヒノキ材など、2種類の色のコントラストのはっきりした木材を用意します。
- 木製食器用オイル
- サンドペーパー(120番、240番)
- クランプ (またはストレッチフィルム)
2種類の木材を、狭い幅から広いものまで、すべて同じサイズのペアができるようカットします。しっかり接着できるようウェットティッシュなどを使用して、表面のホコリや油分をしっかり拭き取ります。
乾いたら材料を並べデザインを考えます。ここでは、左右それぞれから、幅の広いものから狭いものを順に並べて、ストライプ状にこのようなデザインにします。
「強力木工用接着剤 耐水」を木材の接着面に少し多めに塗ります。
ヘラを使って接着面全面に、塗り漏らしがないように広げます。木材を圧着した際に接着剤が少しはみ出るくらいでかまいません。
しっかり密着するようバークランプで固定し、乾くまでしばらく待ちます。クランプを強く締め込みすぎると接着剤が乾いた際に板がそってしまうので、手で押さえつける程度の強さで固定するようにしてください。
はみ出した接着剤は、表面、裏面ともウェットティシュで拭き取ります。「ロックタイト強力木工用接着剤 耐水」は水溶性なので乾く前なら簡単にふき取ることができます。あとでオイルを塗るので、接着剤を表面に塗り広げないよう、接着剤が付着したウェットティッシュはすぐに交換しましょう。
バークランプがない場合はストレッチフィルムでぐるぐる巻きにして固定化してもOKです。ただし、その場合にはストレッチフィルムを巻く前にはみ出した接着剤をきれいにふき取ってからストレッチフィルムを巻いてください
接着剤が完全に乾いたら表面を整えます。はじめに120番のサンドペーパーを使い全体の凹凸を均し、角を面取りしたら、仕上げに240番のサンドペーパーを使って研磨し、滑らかに仕上げます。研磨で出た木くずはウェットティッシュで拭き取ってください。
最後に木製食器用オイルを塗り、表面にツヤをだして仕上げます。
しっかり密着するようバークランプで固定し、乾くまでしばらく待ちます。クランプを強く締め込みすぎると接着剤が乾いた際に板がそってしまうので、手で押さえつける程度の強さで固定するようにしてください。
これで完成です。ストライプ柄がおしゃれですね。オイルで仕上げることで、ツヤが出てしっとりとした質感になりました。色味も落ち着きとても上品な仕上がりです。