家具や床以上に、お部屋のインテリアを大きく左右するものといえば壁です。面積が大きいうえに、常に目に入る場所はイメージを変えるだけで、全体の雰囲気がガラリと変わります。
例えばDIYでできる板壁風のイメージチェンジ方法はいかがでしょう。厚みの違うウッドブロックを接着剤で貼り付ければ、立体感のあるウッドブロックウォールが簡単に作れます。
- ロックタイト ノー・モア・ネイル 接着剤
- ウッドブロックとなる木材(ここではヒノキ材を使用しました。)
同じ幅で奥行(厚み)の異なる木材を必要なだけ用意してください。
- ウッドブロック着色用ステイン(木の繊維に浸透して染まる塗料)、ワックス
木材をカットします。カットの際は組み合わせた時に隙間ができないよう、正確に、直角にカットしてください。並べた際に変化が出るよう長さにいくつかバリエーションを付けておきます。カットしたら表面と接着面を間違わないように、裏側にサインペンなどで印をつけておきます。
カットした木材をステイン(木の繊維に浸透して染まる塗料)で着色します。見た目に変化をつけるためここでは8色のステインを使用しました。ブロックの表面と側面にステインを塗っていきます。小口(断面部分)も忘れずに着色します。
ステインが乾いたら、その上から木部用のワックスを塗って丁寧に拭き取ります。ワックスで仕上げることで、落ち着いた風合いに仕上がります。
ウッドブロックを貼る壁に基準となる水平の線を引きます。ウッドブロックが斜めにならないよう正確に測り、マスキングテープなどで印をつけます。
ウッドブロックを貼る壁に基準となる水平の線を引きます。ウッドブロックが斜めにならないよう正確に測り、マスキングテープなどで印をつけます。
印をつけておいたウッドブロックの裏面にノーモアネイルを点状に3カ所から4カ所に塗布します。ノーモアネイルは高粘度なので凹凸面にもよく密着し、高い初期接着力を持つため塗り広げる必要もありません。
印をつけておいたウッドブロックの裏面にノーモアネイルを点状に3カ所から4カ所に塗布します。ノーモアネイルは高粘度なので凹凸面にもよく密着し、高い初期接着力を持つため塗り広げる必要もありません。
基準のマスキングテープに沿って、ノーモアネイルを塗布したブロックをすぐに壁に押し付け、固定されるまでしばらく抑えます。最初に貼るブロックがずれると全体がゆがんでしまうので慎重に貼りつけましょう。
同様にしてウッドブロックを貼っていきます。奥行や長さがランダムになるよう、バランスを取りながら貼っていきましょう。
色の配置なども考えながら、貼っていくとより立体感が演出できます。壁全面に貼るだけでなく、壁の一部にデザイン的に貼ってもインテリアのワンポイントになってなかなかおしゃれです。
壁にすべてのウッドブロックを貼り付けたら接着強度を確保するため24時間はそのままにしてください。これで完成です。