ちょっとしたメモや写真などを貼り付けておくのに便利なマグネットボード。磁石でくっつくのが特徴で、メモや写真を傷つけずに貼って飾ることができます。壁や冷蔵庫などにメモを貼ると生活感が出てしまいがちですが、マグネットボードは整理して飾ることができるので見た目もスッキリし、インテリアとしてもお部屋の雰囲気をオシャレにしてくれます。
マグネットボードは壁掛けタイプと卓上タイプがあり、リビングやキッチンをはじめ、玄関でも使えてとっても実用的です。市販のものは事務的なホワイトボードが多いので、お部屋に合わせたオシャレなデザイン性の高いものをDIYで作ってみませんか。接着剤だけで作れるアイテムを紹介すると共に、オシャレでかわいいマグネットクリップの作り方も一緒に紹介します。
- ロックタイト 木工用強力接着剤 耐水
- 高い接着力と耐水性のある木工用接着剤。木工物の制作活動やDIY、補修等に最適です。
- ロックタイト 超強力&多用途接着剤 エクストリームジェル
- ヘンケル独自の接着技術Flextec技術を採用した多用途で強力・高耐久の接着剤。柔軟性に優れ、異なる素材同士をしっかり接着します。高い接着力と耐久性でDIYや補修に最適です。
- ロックタイト 強力瞬間接着剤 ピンポインター ゼリー状
- 極細ノズルとサイドボタンで液量コントロールが自由自在。細かいところでも確実に接着可能です。硬化後の収縮が少なく、充てん接着ができます。
- フレーム:L型ヒノキ材 1本
- ボード:鉄板(サイズ:W400×H300×D0.5mm) 1枚
- ボード裏面:シナ合板 1枚
45度の角度に線を引きます。45度定規の止型スコヤを使えば、簡単に角度を出せます。そしてその線に沿ってノコギリでカットします。
両端を45度にカットし、4本のフレームのパーツにします。フレームは長方形のため、長いものと短いものを2本ずつ切り出します。
切り出したフレームを木部用ワックスで塗っていきます。ウエスなどを使ってムラなく塗り、古材のような味のある風合いに仕上げます。
鉄板に「エクストリームジェル」を押し出し、一筆書きのように一気に塗っていきます。
シナ合板の表面の汚れを取り除きます。その上に鉄板を貼り合わせ、両手で鉄板をグッと押しあてて接合させます。ズレないようにした後、端材を重石代わりにして鉄板の上にのせてクランプで圧着させ、バネクランプも使って固定します。
オリジナルのクリップを作ります。木製クリップは、ウォールナット材をヒノキ材の両端から挟み込んで、裏面にマグネットを取り付けます。タイルクリップは、裏面にマグネットを取り付けます。
フレーム同士を合わせて手で押しあてて鉄板に圧着させます。
ボードとフレームの隙間ができないように、バネクランプで圧着させます。硬化を確認してバネクランプを外せば、マグネットボードの完成です。
フレームの裏側に「ピンポインター ゼリー状 」を点付けします。5cm間隔で塗布するようにします。
ウォールナット材の接着面の汚れを落としてサンドペーパーで磨くなど下地処理をします。続いて「木工用強力接着剤」を塗ります。接着面に直接塗布します。
ヘラなどを使って、接着剤をのばしてまんべんなく塗るようにします。
接着剤を塗ったウォールナット材を両端から手でグッと挟んでヒノキ材に押しあてます。挟み込んだ後、バネクランプを使ってしっかり圧着させます。接着剤がはみ出た場合は、ウェットティッシュなどで拭き取ってください。
ドリルビットで2カ所にマグネットを入れる下穴をあけます。下穴は使用するマグネットの大きさに合わせるようにしましょう。
2カ所の穴に「ピンポインター ゼリー状 」を注入し、マグネットを入れて硬化したら木製クリップの完成です。
タイルの場合は裏面に「ピンポインター ゼリー状 」を点付けし、取り付けて硬化したらタイルクリップの完成です。ピンセットを使うとマグネットがくっついてしまうので割り箸を使いましょう。完全に硬化してからはみ出た部分を取り除く場合は、「ロックタイト強力接着剤落としスプレー」を使用します。