タイルは壁などの面に貼って装飾するものというイメージがありますが、保持力が高い多用途接着剤を使うと、タイルを立体的に組み立てることができます。例えば、小さい鉢にかぶせるプランターカバー。好きな色柄のタイルを貼り合わせるだけで、オリジナルの作品を作ることができます。もし市販の鉢やプランターカバーに好みのものを見つけられないようなら、好きなタイルで自作してみてはいかがでしょうか。
- ロックタイト ノー・モア・ネイル接着剤
- セラミック、金属、コンクリート、レンガやプラスチック、石膏、アルミニウム、木材、ガラスなど多くの素材に使用可能。屋内・屋外を問わずに強力な接着力を発揮することを特徴としていて、釘やネジを使うのが難しいタイルの貼り合わせにも活躍してくれます。
- 正方形のタイル 4枚
- (タイルの大きさは中に入れる鉢やポットの大きさに合わせて選んでください)
- ・PET樹脂板(厚さ1mm) ※材質がPPやPEの樹脂板は接着できません。
タイルの1辺にノー・モア・ネイル接着剤を塗ります。つけ方が薄いと十分な接着強度を発揮できないので、少し厚く塗ってください。
4枚とも1辺にノー・モア・ネイル接着剤を塗って、組み立てる準備をします。
ノー・モア・ネイル接着剤を塗った側面を、隣のタイルの裏面にL字型を組むように押し当てます。接着剤が硬化し始めて安定するまで、しばらくこの状態で固定してください。
3枚目、4枚目のタイルを順に接着して、箱型に組み立てます。
接着剤の硬化がさらに進んで接着面が動かなくなるまで、輪ゴムをかけるかヒモで縛るかして(圧着している状態)放置します。
接着剤がはみ出していたら、固まる前にホワイトスピリットやペイント薄め液などを使ってふき取っておきましょう。
プランターカバーの底の大きさを測って同じサイズでPET樹脂板をカットします。カットするときは、まずアクリルカッターで樹脂板を何回も削って、板厚の半分程度の深さまで溝をつけてください。
溝の位置を作業台の角に合わせてPET樹脂板を固定し、上から一気に力を入れて折ります。
プランターカバーの底に、ノー・モア・ネイル接着剤を点状に塗ります。
PET樹脂板の位置を定め、プランターカバーの底に押し当てて接着します。
タイルを接着するだけで作れる簡単プランターカバーの完成です。プラスチックポットなどに入った植物を入れて、部屋に飾りましょう。